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2023年 3月



2023年四旬節教皇メッセージ「四旬節の禁欲と、シノドスの歩み」要約


親愛なる兄弟姉妹の皆さん、四旬節の禁欲の旅も、それと似たシノドスの旅も、どちらも目的地は変容で、 それを個人として、教会として目指しています。変容は、イエスのそれにその模範が見いだされるものですが、どちらの場合も、そのかたの過越の神秘の恵みによって起こるものです。この変容が今年、わたしたちにおいて実現するよう、進むべき二つの「道」を提案したいと思います。イエスとともに山に登り、イエスとともに目的地にたどり着くための道です。

 

一つの道は、父なる神がタボル山で、変容したイエスを見つめている弟子たちに命じたことと関係します。雲の中からの声が語る「これに聞け」(マタイ17・5)です。このように最初の道しるべは非常に明確です。イエスに聞きなさい、ということです。四旬節は、わたしたちに語りかけてくださるかたに耳を傾けているかぎり、恵みの時です。では、イエスはどのようにわたしたちに語っておられるのでしょう。まずは神のことばにおいてであり、教会はそれを典礼の中でわたしたちに差し出しています。聞こうとしない耳から、こぼれ落ちることがありませんように。いつもミサに参加できるのではないなら、インターネットの助けを借りてでも、日々の朗読箇所に触れましょう。聖書ばかりではなく、兄弟姉妹を通しても、とくに、助けを必要としている人々の顔や生き方を通しても、主はわたしたちに語りかけてくださいます。もう一つ、シノドスの歩みにとってとても大切なことをいわせてください。キリストに耳を傾けることは、教会の兄弟姉妹に耳を傾けることを通してもなしうることです。このように  相互に耳を傾け合うことが主たる目的となっている段階はいくつかあるのですが、いずれにせよ、シノドス流で行く教会の方法と様式においては、たえず必要不可欠なことです。


  御父の声を聞くと、弟子たちは「ひれ伏し、非常に恐れた。イエスは近づき、彼らに手を触れていわれた。『起きなさい。恐れることはない』。彼らが顔を上げて見ると、イエスのほかにはだれもいなかった」(マタイ17・6−8)。さて、今年の四旬節のためのもう一つの道しるべです。それは、現実と、そこにある日々の労苦、厳しさ、矛盾と向き合うことを恐れて、日常と懸け離れた催しや、うっとりするような体験から成る宗教心に逃げ込んではならない、ということです。イエスが弟子たちに示した光は、復活の栄光の先取りであり、そこに向けて、「彼だけ」に従って進まなければなりません。四旬節は復活祭へと至ります。つまり「退くこと」は、それ自体が目的なのではなく、復活に至るために、信仰と希望と愛をもって主の受難と十字架を生きる準備となるものなのです。                                                                                        シノドスの旅においても、神がわたしたちにある種の強い交わりの体験を恵みとして与えてくださったときに、 たどり着いたのだとの思い違いをしてはなりません。そこでもなお、主はわたしたちに繰り返しておられます。「起きなさい。恐れることはない」と。ですから山を下りましょう。そして、経験した恵みに支えられ、共同体の日常生活の中で「シノダリティの職人」となれますように。


  親愛なる兄弟姉妹の皆さん。この四旬節の間、イエスとともに山に登るわたしたちを、聖霊が鼓舞し支えて くださいますように。その神々しい輝きを体験し、それによって信仰が強められ、イエスとともに、その民の栄光と諸国の光を放ちつつ、皆で一緒に旅を続けることができますように。            ― 教皇フランシスコ





  朱神父様 ありがとうございました!


朱神父様は、3月26日の主日ミサを最後にして日向教会を離任されます。

2020年から3年間、主任司祭として私たちを教え導いて下さいました。 本当に短い期間でしたが、 優しい笑顔とあたたかい心を残して下さったこと、忘れ難い思い出も数え切れないほどあります。

4月から大分教会の協働司祭として司牧活動される神父様。どうか日向教会を時々思い出し   相変わらず未熟な私たちのためにお祈りください。私たちも神父様のために祈っております。本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。


新しく日田教会より木口善孝神父様が延岡教会と兼任で着任されることになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。

      

司教様が2月12日に日向教会を公式訪問して下さいました。春を感じさせる温かな日曜日、昨年7月に新しく叙階された森山信三司教様が日向を訪れて下さいました。ミサの後フィリピンの方々が タガログ語の歌2曲を披露し、涙ながらに歌う姿に胸が熱くなりました。ささやかなお茶菓子で司教様と共に雑談をする中、本当に気さくなお人柄に、「親しみを感じたね!」の声がたくさんありました。


3月の典礼 行事 予定



 5日 )  四旬節第2主日  

10日 (金)  「性虐待被害者のための祈りと償いの日」

12日 ()  四旬節第3主日         

17日 (金)  日本の信徒発見の聖母

19日 ()  四旬節第4主日

26日 ()  四旬節第5主日

⋇11日土曜学校、18日幼稚園の卒園式

   

四旬節中 四旬節愛の献金  復活祭4月9日 



                                    

お知らせ

◎ミカエル山頭(やまがしら)牧夫(まきお)神学生の祭壇奉仕者選任式:3月5日(日)9時30分、大分教会

◎ヤコブ・イグナチオ幸(ゆき)真(まさ)宏(ひろ)の司祭叙階式:3月21日㈫(春分の日)午前11時、大分教会

⋇神学生と新司祭のためにお祈りください。


小宮さんの俳句   春眠の夢の中でも捜し物

    宮日評 : 春眠と夢の取り合わせは常套的だが、探し物の夢というのが軽く

           意表を衝く面白さ。


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大分教区司祭の人事異動

2023年4月より、以下の大分教区司祭の人事異動があります。 ※(カッコ内は2022年度現在の任地) ・木口善孝師:延岡教会主任、日向教会主任(日田教会主任、玖珠教会主任) ・竹内昭彦師:明野教会主任(延岡教会主任) ・吉田繁師:小林教会主任 ※宮崎教会主任と兼務 ・坂本要師:日田教会主任、玖珠教会主任(中津教会主任、古城教会主任) ・朱範洙師:大分教会協働(日向教会主任) ・ファム・ホン・ティン

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