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  • hyugacatholic

2022年1月

更新日:2022年1月18日

      


          カトリック日向教会報 NO.101 2022



明けましておめでとうございます

新しく迎えるこの一年が神様の愛に満たされますように。


 主の公現の祭日(1月2日)

 主の公現(エピファニア)は


クリスマスよりも古く、起源はエジプトのアレキサンドリアといわれます。東方では4世紀に三つの秘儀、「3博士の来訪」、「主の洗礼」、「カナの婚礼における神の顕現」が祝われました。考えてみれば、主イエスの生涯が神の顕現で、存在自体が神の現れのしるしです。この季節はその中で、主の初期における顕現を祝うもので、誕生前後の出来事の顕現を祝います。民間信心、伝承との関係ですが、聖書には「3人の博士」とは書かれていません。三つの贈り物をささげたので3人ではないかと考えられ、やがて名前がつけられていきます。カスパルという髭のある青年、メルキオールという髭のない老人、そしてバルタザールという黒人、つまり全世界からやって来た老いも若きもということです。キリストの救いの普遍性がそこにも表れています。また、三つのささげものについて、教皇レオ一世(在位440~461年)の説教ではすべての信じる人の中に起こっていることと言われています。正しい信仰をもっているすべての人の心の中で、同じ奉献が行われているのです。すなわち、キリストが世界の王であることを認めている人は黄金を、キリストが真の人間だとみる人は没薬を、御子が御父と等しい尊厳をもっていると宣言する人は乳香をささげて敬うのです。



 西方起源のクリスマスと東方起源のエピファニアは、キリストの誕生日という意味よりも、キリストの訪れ、来臨、闇を照らすための光の訪れとして、祝いが共通しています。場所、きっかけは異なりますが、 どちらも闇を照らす光の訪れとして祝われています。これは第1受肉と終末時の第2の到来の間を生きる典礼、秘跡を再度考えるうえで大切なのです。日本語の「現臨」、「来臨」、「再臨」、「到来」という用語はそれぞれ強調点が少しずつ異なりますから、説明の際には言語を選ぶとよいでしょう。「再臨」という用語を嫌う人もいますが、天に昇られた「この」イエスはまた帰ってこられる(使徒言行録1.11参照)とあるように、別のイエスで


はなく同じイエスがおいでになるのですから、「再臨」でもよいのではないかと思います。

                      -「キリストの神秘を祝う」より-

  アンジェラ佐藤優加さん 


ご受洗おめでとうございます!

 熱心に勉強に通い、日曜日のミサにも欠かさず参加されていた優加さんは

 12月25日主の降誕の日に洗礼を受けられました。

 宮崎や延岡からもシスターが、延岡からは有志の信徒の方々も祝福に駆けつけて

 下さいました。初めて教会に来られた方々も洗礼式に与った感動を語っておられ

 この日、日向教会は大きな歓びに溢れました。

 教会からのお祝いとして、小冊子「日々のいのり」、

 携帯にも役立つ「祈りの手帳」、イエス様を抱いた小さいマリア像、

 小さな花束を贈りました。これからも共に支え合いながら

 歩いて行きましょう。





1月の祝日・行事・予定

1日(土) 元日 神の母聖マリア    世界平和の日

2日(日) 主の公現

9日() 主の洗礼

30日() 年間第4主日  世界こども助け合いの日 献金

1月18日~25日 キリスト教一致週間


 @1月25日の聖書講座は中止になりました。


小宮さんの俳句  つまみては妻に問いたるちょろぎの名 

宮日評 えーと、これは。


ちょろぎですよ。正月ならではの和やかさ。

      


12月26日は「聖家族の日」でした。静かな小宮さんと活発で明るい奥様。

その日のお説教では、「誰に対しても優しく礼儀正しいお父さん、お母さん、子供・・・

でもこれは家の外でのことで、それぞれが帰ってくると、お互いが遠慮のない家族なの

で礼儀もなく言葉も荒々しい。言い合いになって応戦が止まらない。そんな時には?

「口に聖水を含みなさい」とSt.ビンセンシオの教え。確かにケンカは止みました。

「そっか!今日は聖水をもらって帰ろう」と思っていた所にオチが。

効き目があったのはあなたの「沈黙」です。

今年も小宮さんご家族にとって、皆様にとって和やかでよい年でありますように!!


※神学生養成支援のための、手芸品販売(山本京子さん)、冬の衣類のフリーマーケットでの販売4000円(阪本幸恵さん) ご協力ありがとうございました。

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