2022年「世界難民移住移動者の日」委員会メッセージ 「移民や難民とともに未来を作る」
教皇フランシスコは、今年の世界難民移住移動者の日のために、「移民や難民とともに未来を作る」というテーマを選ばれました。全世界では何億もの人が、ともに平穏に暮らし、職を得て生計を立て、家族の未来を築くことのできる場を必死に探し求めています。教皇は、彼らが直面している複雑な状況に鋭い視線を向けておられます。移住の主な要因は、社会をむしばみ、いのちを危険にさらす暴力ですが、自然をないがしろにしたために生じる気候変動も、無数の人々を移住に追いやっています。 日本からも20世紀には、多くの人が海外に移住し、また、定住難民や各国からの移民を受け入れてきました。その一方で、人間としての尊厳をもって生きる場を求める人の声に、日本で暮らすわたしたちは真に耳を傾けてきたでしょうか。 教皇は全世界に、とりわけカトリック教会の信者に呼びかけておられます。移民と難民は、彼らを受け入れる共同体の教会生活に新たな活力をもたらしています。未来は今日、わたしたち一人ひとりから始まります。正義と兄弟愛と平和のみ国のために、今こそわたしたちは決断すべきです。将来の世代にこの問題を先送りするわけにはいきません。この教皇の呼びかけに応えて、さまざまな文化と宗教が共存する社会を築き、国籍や民族を越えてともに生きる方法を一緒に探し求めていきましょう。
日本カトリック難民移住移動者委員会
委員長 山野内倫昭、担当司教 森山信三
すべてのいのちを守るための月間（9月1日～10月4日）
教皇フランシスコは2019年に「すべてのいのちを守るため」をテーマとして来日し、 多くのメッセージを残してくださいました。すべての人が手を取り合わなければ、すべての いのちは守れません。（カトリック教会情報ハンドブック‘22）
回勅「ラウダート・シ ともに暮らす家を大切に」に込められた教皇様の思いに逆行するかのような不安定な世界情勢です。
「被造物を大切にする世界祈願日」、合わせて「世界難民移住移動者の日」によせて、 今も続いている戦争状態に馴れることなく諦めないで祈り続けたいと思います。
９月の祝日・行事・予定
１日（木） すべてのいのちを守るための月間 （10月4日まで） ４日（日） 年間第23主日 被造物を大切にする世界祈願日 ８日（木） 聖マリアの誕生
１１日（日） 年間第24主日 １２日（月） マリアのみ名
１４日（水） 十字架称賛、 １５日（木） 悲しみの聖母
１８日（日） 年間第25主日
２５日（日） 年間第26主日 世界難民移住移動者の日 （献金）
２９日（木） 聖ミカエル 聖ガブリエル 聖ラファエル天使
クララ鮫島文子様 安らかに！
きちんと身なりを整え塗油の秘跡を受けられて間もなく、８月23日火曜日、
天に召されました。鮫島さんの永遠の安息とご家族の悲しみが癒えますことを
一同心よりお祈り申し上げます。
日高洋子さんからメールが届きました。
サンタマリア神父様の頃、何かの宴会の席で鮫島さんがアカペラで、
「春の日の花と輝く」を歌われたこと、覚えていませんか？
「…我が心は変わる日なく、おんみをば慕いて…」 鮫島さんの心にあった
おんみが誰だったのか、イエス様だったのか、ご主人だったのか知るよしも
ありませんが、彼女は幾つになっても女学生のようなロマンチックで女性と
しての可愛さ失わないでいた人でしたね。
カルワリオへの道は辛く険しいものがあったと思いますが、最後まで弱音も
吐かず頑張り通された信仰が報われ、今は最愛の人の側で至福の時を過ごされ
ていると信じます。
「ついでに私のことも思い出してもらえたらうれしいかな♪♪」 洋子
お知らせ
神学生支援梅干しが出来上がりました。パック詰め作業を17日（土曜日）10時と
18日（日曜日）ミサ後に予定しています。ご協力よろしくお願いいたします。
日曜日、聖堂に飾った庭の花が2，3日後に無残に枯れ果てていました。蒸し暑い
日々が続く中、聖堂は生け花にとって酷な環境です。代わりに鮫島さんが教会にと
下さった胡蝶蘭の小さな鉢を置きました。
以前、夏の間はミサ後に持ち帰っていました。しばらく暑さが続きそうです。
小宮さんの俳句 絵手紙のいぼいぼゴーヤ秋暑し
宮日評 ： 流行の絵手紙、沖縄から。ゴーヤは苦瓜とはどこかが違う。