マリアは天に上げられた。天使の群れは喜びに輝く
8月はマリア様の被昇天の祝日と同じ日に終戦記念日を迎えます。
カトリック生活7月号は、「平和を実現する人であるために」など平和をテーマとして識者の方々が書いておられます。共通していることは、戦乱や対立、事件、事故…暗く重い報道に 気持ちが沈んでいきますが、私たちの日常は実際にはもっと静かで笑顔があり、人と人とが 手を取り合い助け合っている場面は無数に存在している、人間や人間社会のもつ底力への信頼、健全な楽観を見失わないこと。
私たちに出来ることは自分が小さい者であることを実感しながら回りの人たちを大切にすること。祈りながら…
2022年平和旬間 日本カトリック司教協議会 会長談話(要約)
「平和は可能です。平和は義務です。」
平和が暴力的に踏みにじられた年になりました。いのちの尊厳がないがしろにされ、その保護が後回しにされる年になりました。感染症の状況の中で、わたしたちは互いに支え合うこと、互いのいのちを思いやること、つまり連帯して支え合うことこそが、いのちを守る最善の道であることを体験から学びました。
平和とは、単に争いがない状況のことではなく、争いが起こりうる社会のさまざまな要因を取り除き、互いが支え合いながらいのちを生きる状況のことです。教皇フランシスコはこう呼びかけました。
「どうか、戦争に慣れてしまわないでください。平和を希求することに積極的にかかわりましょう」「すべての戦争は全人類に影響を与え、死別や難民の悲劇、経済危機や食糧危機に至るまで、さまざまな後遺症をもたらします」
「兄弟姉妹の皆さん、キリストの平和において勝利を収めましょう。平和は可能です。平和は義務です。平和はすべての人が責任をもって第一に優先するべきものです」。
日本カトリック司教協議会会長 カトリック東京大司教 菊 地 功
8月の祝日・行事・予定
6日(金) 主の変容 広島平和記念日・日本カトリック平和旬間15日まで 7日(日) 年間第19主日 平和の集い(宮崎教会) 9日(火) 長崎原爆の日 14日(日) 年間第20主日 15日(月) 聖母の被昇天 ミサ:9時30分 (終戦記念日) 21日(日) 年間第21主日 22日(月) 天の元后聖マリア 28日(日) 年間第22主日 ⋇ 平和の集い -「共に祈りましょう。地上の平和のために」 8月7日日曜日 宮崎教会 午後1時30分 講話(森山司教様) 3時 平和祈願 主日ミサ 草取り作業 お疲れ様でした。 7月24日 ミサ後 その日も暑い日でした。 道路側や聖堂回り、玄関、マリア様の回りもスッキリきれいになりました。 家族の方からのご意見として、「真夏の暑い日を避けて。高齢だから心配です。」 話し合いの中で作業の仕方を考えていきましょう。
「森山信三司教様叙階式に 参加して」 濱村 松尾 佐藤 杉本
7月3日の日曜日午後、森山新司教様叙階式が大分で行われました。
「私は傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。」 式場正面に掲げられた新司教様の紋章がひときわ目を引きます。 式の待ち時間のスクリーンに「森山神父様の今まで」の映像が紹介され、教会、幼稚園でのどこにでもおられる親しみのある神父さま、園長先生の姿が、そして教会行事で信徒と交わるご両親の優しい笑顔が印象的でした。
ホールステージに設けられた祭壇には教皇庁大使大司教様と北海道から鹿児島までの総勢18名の司教様方、教区の小神学生、山頭神学生、金神学生、幸助祭、そして崔神父様に朱神父様。若い大分教区を印象付けるように、若手の方々の奉仕によって滞りなく式は進められて行きました。荘厳な聖歌と井下神父様の透き通るような答唱詩編、諸聖人の連祷が響き渡る中で大きな感動を覚え、新司教様をいただいた大分教区の未来は明るい!と感じました。
小宮さんの俳句 浜に焚く島の迎え火風立ちぬ
宮日評 : 一戸ごとの門火とちがう情趣。吹く風は御霊の応えかもしれない。
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