イエスの聖心の月
朱神父 カトリック教会は、伝統的に6月を「聖心(みこころ)の月」として祝います。 教皇フランシスコは、このイエスの聖心への信心について次のように話されました。 「6月は特にキリストの聖心に捧げられています。イエスの聖心に対する信心は、 霊性の大家たちにも、素朴な神の民たちにも、共通のものです。 実際、イエスの人間的であると共に神的なる聖心は、わたしたちがいつでもそこから 神のいつくしみ、赦し、優しさを汲み取ることができる源泉なのです。 イエスの聖心からこうしたものを汲み上げるには、福音の一節に立ちどまり、イエス のすべての行いと言葉の中心に、愛、御父の愛を感じることが必要です。御父の愛は、 御子と、わたしたちの内にある聖霊の愛をおくられました。 また、それは、聖体を礼拝することで可能となります。聖体には神の愛が秘跡にお いて存在します。こうして、わたしたちの心も、イエスの聖心に倣い、少しずつ、よ り忍耐強く、より寛大に、よりいつくしみ深いものとなることができるでしょう。 わたしが祖母から習った古い祈りがあります。それはこういう祈りです。 「イエスよ。わたしの心を、あなたの聖心に似たものにしてください」。これは美しい 祈りです。 「わたしの心を、あなたの聖心に似たものに」 この美しく、小さな祈りをこの6月に唱えましょう。 今月、教皇フランシスコが話されたように、わたしたちはイエスの聖心に倣い、わ たしたちの心をよりいつくしみ深くつくっていきましょう。私たちの心が、少しでも イエスの聖心に近づくことができますように。 6月の典礼 行事 予定
6日 (日) キリストの聖体 11日 (金) イエスのみ心 12日 (土) 聖母のみ心 13日 (日) 年間第11主日 信徒総会:検討課題 意見交換 27日 (日) 年間第13主日 聖ペトロ使徒座への献金
29日 (火) 聖ペトロ聖パウロ
お知らせ
※ 教会の規約により、信徒総会を年度初めに開催することになっていますが、今年度
は会計報告、活動報告を2回に分けて済ませました。残る検討課題等の意見交換を
13日のミサ後に予定しています。会の時間は制限されますが皆さんが日ごろ考えて
いること、改善したいことなどを出し合いましょう。
※ 神学生支援、一菜募金などに少しでも足しになればとミサ後折を見て皆さんと続け
ている手芸品や野菜のコイン販売。先月23日には農家さんから頂いたモチ米10㌔
(500g×20)4、000円を神学生支援に献金出来ました。ありがとうございました。
※ ミサの前に使う古い「朝の祈り」冊子が新しくなりました。朱神父様が作って下さ りとても見やすく使いやすいと皆さん嬉しそうです。
小宮さんの俳句
体操の指触れ実(み)梅(うめ)落ちにけり
宮日評: 庭先での朝のラジオ体操だろう。一瞬をすばやくとらえた
動きのある一句。
ミサの後の草取り作業中、道路ぎわの敷地内に笹竹のようなものがびっしり
とはびこっているのを見た。地下茎で増えているので手作業ではとても無理! 会長さんが除草剤を使ったらどうかと提案。まあ、畑ではないし範囲も限られ ているし手軽だし、今や除草剤は当たり前…くらいの感覚でいたところ、何と 神父様が100均で除草シートを買ってお一人で貼って下さっていた。 そんな折、大分司教区から届いた「環境問題への取り組みに関するお伺い」 アンケート。わからない、わからないと書くのも悔しいし、取り敢えず本棚に 積読のままになっていた回勅「ラウダート・シ」を読んで見た。読みながら涙 が流れる。その難しさにではなくてその優しさに。フランシスコ教皇様が伝え ようとなさる創造主の優しさ、私たちの家である地球、そこに生きている多く の人々が苦しんでいる現実。 生活の身近な事から、環境への意識を高めていきたいと、そして教会が取り 組んでいるこの問題に無関心でいてはならないと一個人の回心でした。。。
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