「聖母月」を迎えて
朱神父
四季折々の中で春の訪れとともに自然界の実りがもっとも感じられ、たくさ
んの花が咲き若葉が最も美しい季節５月を、カトリック教会は「聖母月」と定
め、神の母、人類の母なる聖母マリアの取り次ぎを願っています。
「この月の間、キリスト者は、教会堂においても家庭においても、おとめで
ある母に、よりいっそう熱心で愛に満ちた名誉と尊敬のわざをささげるからで
す。この月こそ、わたしたちの母の座から、神のあわれみ深い恵みが豊かにそ
そがれる時です」（聖パウロ六世教皇回勅『メンセ・マイオ』1）。
聖母マリアを通して神への愛、神への尊敬を表し、聖母マリアへの崇敬を通
して、キリスト信者は神への愛に至り、恩恵に応えるように招かれているので
す。だからこそ、私たちは聖母への愛とよろこびをもって、聖母によりすがら
なければならないのです。
また、教皇フランシスコは「聖母月」を通して、新型コロナウイルス感染症
のパンデミックの終息を願って、ロザリオの祈りを唱えるよう全世界に呼びか
けています。ですから、わたしたちも今月、教皇様の意向に合わせてロザリオ
の祈りを捧げましょう。
５月の典礼 行事 予定
２日 （日） 復活節第５主日 信徒会・2020年度会計報告 活動報告
９日 （日） 復活節第6主日 世界広報の日 （献金）
１６日 （日） 主の昇天
２３日 （日） 聖霊降臨の日
２４日 （日） 教会の母聖マリア
３０日 （日） 三位一体の主日
３１日 （月） 聖母の訪問
お知らせ
※ ビー・デビットさん（フィリピン国籍）はご家族が東京、お仕事の関係で日向に
住んでおられます。長年アメリカにもおられて英語も堪能、大きく力持ち。皆さん
のお役に立ちたいと望んでおられます。気軽にお声かけして下さい。
※ 4月21日、聖堂天井の蛍光灯から LED電灯に取り替えました。（費用：175,000円）
※ ヨセフ年にあたり、フランシスコ教皇様が公布された使徒的書簡
『 父の心で 』
山下神父様が、教区報「こだま」３月、４月号～、勉強会などで詳しく紹介されてい
ます。 「信者一人ひとりに対する教皇の熱い思いが込められています」
「短い書簡です。ぜひ、読んで下さい」・・・・と勧められています。
150円と安価なので皆さんからの注文を受けて、と思う間もなく、松尾さんが10冊を
寄贈して下さいました。皆さん、いただいてお読みください。
書簡とは手紙のこと、教皇様から私に届いた手紙のようで優しくて感動的です。
ありがとうございました！ 冊子を希望される方には注文いたします。
小宮さんの俳句
四階に男子ありけり鯉のぼり
宮日評: いきずりのマンションのベランダに小さな鯉幟。
ここにも日本男子ありの景。
幼稚園の園庭にも悠々と泳ぐ鯉のぼり……女の子たちも大喜びです！
子どもたちが健やかに育ちますように！
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