ご復活おめでとうございます!
聖週間の典礼日程
3月28日 (日) 受難の主日(枝の主日)
黙想会: ミサ後、朱神父様の講話 ゆるしの秘跡
教会外回りの掃除
4月 1日 (木) 聖木曜日 主の晩餐の夕べのミサ 午後7時
2日 (金) 聖金曜日 主の受難 (大斎 小斎)午後7時
聖地のための献金
3日 (土) 聖土曜日 復活徹夜祭ミサ 午後7時
「 四旬節愛の献金」をミサで奉納します。
4日 (日) 復活の主日 午前9時30分
復活祭たまごを配ります。(坂口さん、坂本さんよろしくお願いします)
復活祭食事会等の行事はコロナ予防のために行いません。
11日 (日) 復活第2主日 神のいつくしみの主日
25日 (日) 復活第4主日 世界召命祈願の日
小宮さんの俳句 手を入れてポケット探し山桜
宮日評: 手を入れた時の実感だから強い。背景の山桜も過不足がない。
「過越しの聖なる三日間」について
朱神父様
わたしたちは毎週教会に来て、ミサに与っていますが、それは「主の復活」という
出来事を、毎週毎週お祝いしているのです。日曜日のことを「主日と呼ぶのは、その日
が「主の復活の日」だからです。ですから主日を「小復活祭」と言ってもいいでしょう。
つまり、わたしたちは、日曜日毎に主の復活をお祝いしているということです。
その中で、年に一度、最も盛大に祝われるのが復活祭です。復活祭は典礼の中で一番
大事な頂点です。そして教会はそれを「過越しの聖なる三日間」を通して祝います。
三日間で一つの典礼と言ってもよいのです。そしてそれこそが、毎週日曜日に祝われる
ことの根源的な内容です。
聖木曜日は「主の晩餐」の記念です。
主イエスは引き渡される夜、パンを取り、感謝を捧げてそれを割き、弟子たちに与えて、「取って食べなさい。これは私の体である」と言われました。そしてこのことを記念
して行いなさい」と言われました。明日は死ななければならないことを知っておられた
イエス様は、ご自分が死を通してもっと弟子たちと深く結ばれるいのちとなることをご
存じだったのだと思います。
この世で共にいる時よりも、「もっと深く」「もっといつも」「もっと一人ひとりと」
共にいるいのちになっていくことを知っておられたイエス様は、復活後の日々、弟子たち
をそのことに絶えず出会わせるために、この記念を残されたのだと思います。
聖金曜日は「主の受難」の記念日です。
イエス様は十字架の上で祈られました。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をし
ているのか知らないのです」(ルカ23・34)。 何を知らないのかというと彼らが「自分
たちの内に、神が共にいてくださることを」知らない、「自分たちが、神がお住まいにな
られる神殿であることを」知らない、ということでしょう。
しかしイエス様はご存じでした。ご自分を十字架につけた彼らの中にも、神が共におられ、 神の似姿が刻まれていることを。そしてイエス様は彼らだけでなく「すべての人間の内に共にいてくださる神の真実」を見、その真実に結ばれて十字架の上で死なれました。
そして三日目に、「すべての人間の内に共にいてくださる神の真実」に結ばれて復活されたのです。
「人間の中に神のいのちを見出す眼差し」は死によっても決して滅びることがないこと
を証ししてくださったのです。
聖土曜日。
墓に葬られたイエスを象徴する、一日の沈黙を経て、日没後に全世界の教会は「復活徹夜祭」をお祝いいたします。復活とは「人間の中に神のいのちを見出す眼差し」が死を超えてわたしたち一人ひとりの中に立ち上がることです。これが毎週日曜日に祝われる祝いの根源的な内容です。
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