‥‥・ 主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、
あなたの光の中で憩わせてください‥‥・
「死者の月」
日本では、「死者の月」と言っていますが、この表現はヨーロッパやアメリカでは
使われず「霊魂の月」または「魂の月」という言い方をします。この表現をすること
で「死」は終わりではなく新しい始まりであり、「死」の後には肉体を離れた「永遠
の生命」があるということを示そうとしているのでしょう。そして、わたしたちは
生者と死者との連帯関係にあり、その連帯関係は「聖徒の交わり」を土台としています。
「聖徒の交わり」とは「聖なるものの分かち合い」・「聖なる人々の交わり」という
意味を持ち、これがまさに「教会」なのです。深い敬愛の心をもって祈る死者のため
の祈りは、同時に死者がわたしたちのために祈り、執り成しをしてくれるという意味
合いを持ちます。
11月の典礼 行事 予定
1日 (月) 諸聖人
2日 (火) 死者の日
7日 (日) 年間第32主日
14日 (日) 年間第33主日 貧しい人の世界祈願日
21日 (日) 王であるキリスト ~28日 聖書週間
28日 (日) 待降節第1主日
「諸聖人」の祭日・・・
カトリック教会 では11月1日を「諸聖人」の日として祝います。
聖人とは、キリストへの信仰を持ってこの世の旅路を歩み通し、今は天の御父のもと
で永遠の生命にあずかっている人たちのことです。この日には、特定の聖人だけでなく、
名前が知られている聖人、あまり知られていない聖人などすべての聖人をお祝いします。
「死者の日」・・・
また教会は諸聖人の祭日を祝った翌日の11月2日を「死者の日」として記念します。
亡くなったすべての人が神様の憐みによって永遠の安らぎを得ることができるようにと
特別に祈る日です。
「聖書週間」・・・
11月21日~28日は聖書週間です。神の愛を知り、神の心を
受け取るために、すべての人、特に信徒がこの聖書に
「より強い関心をもち、親しみ、神の心に生きる」ように
なるための週間です。
毎日欠かさず聖書を1章ずつ読んでみたり、ミサにあずかれ
なくても、ミサの聖書朗読の当日分を毎日読んで見る方法を
通して、少しでも聖書に近づいて、読書の秋に「聖書」を読んでみましょう。
◇ お知らせ
● 神学生支援梅干し・・・・12,200円 の収益でした!
毎年落ちるに任せていた8本の古木の梅を今年は6月に収穫、塩漬けして、紫蘇も
畑のあちこちに自生したものを皆さんと塩もみして漬け込んだ梅干し。10月のミサ
後に110個パック詰めし、1個100~200円をその場でまた次のミサ後に販売
しました。
あっと言う間に完売し、皆さんと協力出来たことの喜びと少ないところから多くを
与えて下さった神様に感謝です。
● フィリピンなどの暑い国から来られた姉妹たちに冬の衣類を・・・
セーター、上着、マフラーなど洗濯済みの暖かい衣類をお寄せください。
和室のテーブルに置き日曜日毎に、入用のものを使って下さるようにお声かけ
下さい。
小宮さんの俳句 海老の髭動く良夜の流し台
宮日評: 生きのいい伊勢海老は月見酒のためのものか。 焦点の絞り具合がいい。
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